経営工学A第10回

本日の授業内容
1.発注点方式の在庫管理

  • コンビニ、スーパー(生鮮食料品はこの限りにあらず)などの流通系の在庫管理方式。
  • 決めなければならない量は、発注点在庫量(あるいは単に発注点)、発注量である。
  • 発注量は、持ちたい在庫の量で決まる。在庫を持つのにコストがかかるものは発注量を小さくして、頻繁に発注するが、発注コストがかかるものは一度に大量に発注するなど、コストを最小化するように決められる。
  • 発注点を決める原則は、「発注から納入までに欠品が発生しないこと」である。
  • 従って、「発注点>発注日から次の納入日までの出荷量」でなければならない。 「発注日から次の納入日までの出荷量=(過去の1日あたりの平均出荷量)x(調達リードタイム)」という予測式が良く使われる。
  • 許容される欠品の確率、発注量を変えてのシミュレーション。

以上。