経営工学A

経営工学A第13回

本日の授業内容1.予測モデル 過去の実績から未来を予測するモデルを予測モデルという。 過去の変動の特徴(トレンド(長期的傾向)、周期(季節)変動など)は将来も続くものとして、延長する。 過去の変動の特徴を的確に捉えることが重要である。日々の変…

経営工学A第12回

今日も月曜日の振り替え授業。本日の授業内容 1.出荷量、販売量に季節変動がある商品の在庫管理(続き) 安全在庫を求める際は、日々の販売量から月毎に求めた1日当たりの平均販売量を引き、それを昇順に並べたものを利用する。 発注点方式の在庫管理に応…

経営工学A第11回

本日の授業内容 1.出荷量、販売量に季節変動がある商品の在庫管理 ビール、アイスクリーム、清涼飲料水、そうめんなどは季節により販売量に差がある。そのような商品の在庫管理はどのように行えばよいだろうか? 授業では、ビールの販売量を例に取り(デー…

経営工学A第10回

本日の授業内容 1.発注点方式の在庫管理 コンビニ、スーパー(生鮮食料品はこの限りにあらず)、電気量販店などの流通系の在庫管理方式。 決めなければならない量は、発注点在庫量(あるいは単に発注点)、発注量である。 発注量は、持ちたい在庫の量で決…

経営工学A第9回

今日は月曜日の振り替え授業です。本日の授業内容 1.定期発注方式(続き) 安全在庫を考慮に入れた発注量を求めた。 1日の出荷量は、平均値の周りにばらつく。 どのくらいの確率で欠品を許容するかによって、安全在庫量は変わる。欠品確率を0にすること…

経営工学A第8回

在庫管理の基本的な方式の1つである、定期発注方式を説明した。発注量を求める考え方が大事。本日の授業内容 1.在庫量の変動 在庫量は、入庫(仕入れ、生産)によって増え、出庫(販売、出荷)によって減る。 2.定期発注方式の在庫管理 工場などの製造…

経営工学A第7回

事故で福塩線が遅れているらしい。本日の授業内容 1.在庫管理のケーススタディ 参考文献 適正在庫の考え方・求め方作者: 勝呂隆男出版社/メーカー: 日刊工業新聞社発売日: 2003/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (12件)…

経営工学A第6回

もう梅雨入り?本日の授業内容 1.在庫管理の基本 在庫量は入力(入庫:生産、仕入れ)と出力(出庫:出荷、販売)で決まる。 入力 > 出力が続けば過剰在庫になり、入力 いずれの状態にもならないように在庫を管理しなければならない。 入庫には調達時間が…

経営工学A第4回

本日の授業内容1.需要予測とPDCAサイクル 需要予測は継続して行い、次の4段階のサイクルを意識してつねに修正していくことが大事である。 PLAN:需要予測に従い在庫・生産計画を立てる DO:発注・生産 CHECK:在庫調査(棚卸)予測値からどれくらい外れて…

経営工学A第3回

本日の授業内容1.需要予測の目的 商品(製造業の場合には製品、中間製品、原材料、部品、資材)在庫の適正化を行うこと。即ち、極力少ない在庫で、欠品をできるだけ起こさないよう商品・製品の調達(発注、生産、準備)を計画する。 最適な生産計画の立案。…

経営工学A第2回

休みに挟まれた月曜日、出席は前回の半分の9人。休みたい気持ちは分かりますが。本日の授業内容 1.需要予測とは 生産における需要とは、製品(生産物)の出荷量のほかに、製造(生産)に必要な仕掛品(部品)、原材料の量などを指す。販売における需要と…

経営工学A第1回

月曜1時限に開講されているにもかかわらず、18人もの2年生が初日から受講してくれた。この授業は単位をとるのが比較的難しい授業(発展科目)であるが、是非頑張ってもらいたい。私も分かりやすい授業になるように精一杯努力します。本日の授業内容メル…

経営工学A第11回

欠席が多くてがっかり。本日の授業内容 1.出荷量、販売量に季節変動がある商品の在庫管理 ビール、清涼飲料水、そうめんなどは季節により販売量に差がある。そのような商品の在庫管理はどのように行えばよいだろうか? 授業では、ビールの販売量を例に取り…

経営工学A第10回

本日の授業内容 1.発注点方式の在庫管理 コンビニ、スーパー(生鮮食料品はこの限りにあらず)などの流通系の在庫管理方式。 決めなければならない量は、発注点在庫量(あるいは単に発注点)、発注量である。 発注量は、持ちたい在庫の量で決まる。在庫を…

経営工学A第9回

本日の授業内容 1.定期発注方式(続き) 安全在庫を考慮に入れた発注量を求めた。 1日の出荷量は、平均値の周りにばらつく。 どのくらいの確率で欠品を許容するかによって、安全在庫量は変わる。欠品確率を0にすることは、現実的にできない。 安全在庫量…

経営工学A第8回

在庫管理の基本的な方式の1つである、定期発注方式を説明した。発注量を求める考え方が大事。本日の授業内容 1.在庫量の変動 在庫量は、入庫(仕入れ、生産)によって増え、出庫(販売、出荷)によって減る。 2.定期発注方式の在庫管理 工場などの製造…

経営工学A第6回

本日の授業内容 1.在庫管理のケーススタディ 参考文献 適正在庫の考え方・求め方作者: 勝呂隆男出版社/メーカー: 日刊工業新聞社発売日: 2003/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (12件) を見るの3章、適正在庫の考え方…

経営工学A第5回

暑くもなく、寒くもなく、さわやかな気持ちの良い日です。本日の授業内容 1.在庫管理の基本 在庫量は入力(入庫:生産、仕入れ)と出力(出庫:出荷、販売)で決まる。 入力 > 出力が続けば過剰在庫になり、入力 いずれの状態にもならないように在庫を管理…

経営工学A第4回

本日の授業内容1.予測誤差を取り入れた在庫管理 需要予測は、継続して行い常により良いものに修正していかなければならない。その過程が、PDCAサイクルであった。しかし、(不特定)多数の客相手の場合には、需要にばらつきができるのは当然であると考えな…

経営工学A第3回

本日の授業内容 1.需要予測とPDCAサイクル 需要予測は継続して行い、次の4段階のサイクルを意識してつねに修正していくことが大事である。 PLAN:需要予測に従い在庫・生産計画を立てる DO:発注・生産 CHECK:在庫調査(棚卸)予測値からどれくらい外れて…

経営工学A第2回

本日の授業内容 1.前回の復習 需要予測とは、売れる量を予測することである。 需要予測をしなければ、在庫を持つ場合と持たない場合で二つのケースが考えられる。 在庫を持たないケースでは、注文を受けてから調達(発注、生産)を行うため、提供までに膨…

経営工学A第1回

今日は朝から雨♪ 経営工学初日、10人が受講してくれた。本日の授業内容1.ガイダンス 成績評価のことなど。 テキストは、 在庫管理のための需要予測入門作者: 淺田克暢,岩崎哲也,青山行宏,キヤノンシステムソリューションズ株式会社数理技術部出版社/メーカ…