経営統計学基礎A第5回
今日も引き続き、統計学で最も基本的で、重要な量である分布の特性値の話。
本日の授業内容
1.分布の特性値
- データの集合の特徴を表す、代表的な2種類の数値について勉強した。
- ひとつは、分布の中心を表す特性値(分布の代表値といっても良い)で、平均値、中央値、最頻値などがある。
- もうひとつは、分布のばらつき(分布の中心へのデータの集中度)を表す特性値で、分散、標準偏差、変動係数がある。
- 平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差はデータの単位に依存する(例えば、身長をインチで計るかcmで測るかによって変わる)が、変動係数は単位によらないという特徴がある。
2.課題6
- 与えられたデータの平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差、変動係数を求める。
- 偏差値は、分布の違う二つの集団でスコアを比較する時(2回の模擬試験の成績の比較など)に使うが、あまり馴染みが無さそうだったので、説明するのに気後れしてやめてしまった。
以上。